東アジア演劇キャンプin釜山 も折り返し地点に来ました。
日本チームの身体トレーニングも進み、肉体的な共通言語も少しずつ積み重なっています。
今回日々の練習をおこなっている立派な文化施設、キャンパスDというホールは、宿から電車と徒歩で30分ほど。
そろそろ通う道のりも慣れてきました。
実はキャンパスDの最寄り駅から近くまでのバスも出ており、
ワークショップの初日頃に現地スタッフの方にバスに一緒に乗って教えていただいたのですが、、
なんせ韓国語が読めない、聞き取れない、という状況の上、地下鉄なんかよりも位置を確認する余裕が持てないため、
停車ボタンの押すタイミングがわからない・・・
結局まだ一人で韓国のバスに乗る勇気が持てず、毎日駅から15分ほど歩いて通っています。
東アジア演劇キャンプの釜山の現地スタッフの方々は優しい方ばかりで、
色々と気を使ってくださり、ほとんど不自由なく進行することができています。
台湾チームや韓国チームとは施設は同じでも練習室も時間帯も違うので、どのように進行しているのかは今の所わかりません。
5月16日にスケッチステージと言って、最終日の公演で上演する作品の途中経過を見せ合うプログラムがあります。
その際に他のチームの進行や作品の一端を見ることができると思います。
日本チームの俳優たちも日々ハードなトレーニングはおこなわれているものの、
全員毎回真摯に、真剣に取り組んでくれています。
公演本番に向けて、稽古もこれからますます進んでいきます。
通訳のサンミさんが稽古は日々ついてくれているので言葉もほとんど不自由ありませんが、釜山の俳優も日本語を少しずつ覚えてくれており、休憩時間などは日本語と韓国語が飛び交っています。
釜山の俳優のナメヌ君が、スンデとトッポギを差し入れに持って来てくれました。稽古の前の腹ごしらえに。
スンデ、見た目はややグロテスクですがとても美味しかったです。
昨日は演劇キャンプの事務局側の計らいで韓国のマダン劇(仮面を使用した伝統的な芝居)を観劇しました。
何もわからないまま観劇したのですが、偶然にも昨年の演劇キャンプの日本チームに参加していた若い俳優が出演していました。
終演後に再会し、元気に活躍している姿に元気付けられました。