ただいま、参加者申し込み受け付け中のMSP15、
締め切りは今週金曜日26日の23時59分までです。
嬉しいことに、例年に増してお申し込み、お問い合わせが多く、今年の夏も賑やかになりそうで今から楽しみです。
参加をご希望の方は、〆切がうっかり過ぎてしまわないよう早めにお申し込みください。
さて、「MSP」と当たり前のように使っていますが、
そもそも、MSPって何・・・?という疑問を持つ方ばかりだと思います。
MSPは、M.M.S.Tが毎年夏に奈良県天川村にあるアトリエでおこなう短期滞在型の舞台創作ワークショップです。
奈良県天川村に訪れたことのある方はご存知かと思いますが、
山、山、山、川、山、というような、大変自然豊かな地域です。
そこに、約8年ほど前に、築120年の古民家をアトリエ施設として改装し、
毎年ワークショップやM.M.S.Tの作品創作をおこなっています。
アトリエは、そんな大自然の山奥の村落にひっそりとありまして、
初めて訪れる方の中でも特に普段都市部で生活されている方の第一声は、
たいてい「・・・え?」です。
最寄りのバス停から、およそ徒歩で1時間(歩き慣れている方の場合)です。
最寄りの自動販売機まで、同じく徒歩で約1時間。
コンビニにいたっては、渋滞もほとんどないのに車で1時間です。
毎年、ワークショップ参加者は、アトリエに向かう道中で、
「これ・・本気で帰れないやつだ・・」
と自覚、覚悟を決めるしかなくなる、という噂です。
都市の生活とはかけ離れた環境には間違いないですが、その分、集中創作にはうってつけ。
時間の感覚も次第に薄れていくほどです。
また、天川村の地域の八経ヶ岳をはじめとした大峯山脈は、
古くから修験道の聖地とされ、日本の三大弁天のひとつに数えられている天河大辨財天社もあります。
水の精、辨財天女は、音楽や芸能の神様としても有名で、毎年、音楽関係者、舞台関係者も多く参詣していると聞きます。
そんな精神的にも鍛えられそうな、天川村にあるアトリエで毎年おこなっているのが、
このMSP、舞台創作ワークショップです。
毎年、関西、関東から講師をお招きしていますが、今年の講師は、
1人が東京を拠点に活動されている、アマヤドリの主宰、演出家、劇作家の広田淳一さん。
もう一人は、大阪を拠点に活動されている、舞台演出/舞台衣装/身体表現の田中秀彦さん。
広田さんのワークショップは1週間、田中さんのワークショップは11日間のプログラムになります。
参加者と共に寝食共にしながら1つの作品をつくりあげる、という実際にはなかなかハードな企画ですが、
時間を忘れて創作に没頭したいという方、経験や価値観が違う色んな表現者と創作をおこなってみたい方、
講師の演出方法に触れてみたい方、ぜひご参加ください。
最後になりましたが、もう一度、申し込み〆切は明後日26日(金)23:59です。
天川村でお会いしましょう。
M.M.S.T SUMMER PROGRAM 2015
▼[舞台創作ワークショップ MSP15] お申し込み・詳細