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[M.M.S.T witter 1400]vol.18 ~2015年も残りおよそ2か月~


秋晴れ続きでしたが、気候は次第に寒くなってきました。

夏場はあんなに蒸し暑かったアトリエも、そろそろストーブが恋しいほどに夕方以降ひんやりしています。


今年度末の事業や来年度の事業も動きはじめ、今週末には東京でワークショップ形式のオーディションです。

多数お申し込みいただいておりまして、定員もあと数名で締め切ります。

ご検討中の方は、お早目にお申し込みくださいませ。お待ちしています。


さて、今年最後の企画としては、12月に演劇、音楽、美術のイベントをおこないます。

近日詳細を公開予定です。

普段各地で活動するM.M.S.Tメンバーが今年は集結する可能性が高まり楽しみです。


これまで、毎年このイベントはおこなっておりまして、M.M.S.Tとしては、忘年会的位置づけの一大イベントです。

昨年も、盛りだくさんな一夜になりました。

様子は、YouTubeでもご覧いただけますので、ご興味のある方はのぞいてみてください。


▼M.M.S.T [ end of year 2014 ]


今年はさらにパワーアップした内容にする予定です。

毎年、演劇だけでなく、音楽やトーク企画など盛りだくさんな内容にしていますが、

今年はプロジェクトメンバーのほとんどが集合できそうということで、開催期間も長めに調整しているところです。


天川村で1ヶ月過ごしたかと思えば、釜山へ行ったり、東京へ行ったり、とあっという間に年末に向かっています。

残り少ない2015年を悔いなく過ごすべく、まずは年末の企画に向けて準備を進めます。

どうぞ、お楽しみに。


— posted by mmst at 08:06 pm  

[M.M.S.T witter 1400]vol.15 ~language study~

台風のような雨風の翌日は、眩しいほどの青空とさわやかな風が吹き抜ける1日。

ここしばらく大量の書類整理、資料作成に追われ、おそらくまだまだ続くであろうこの作業に遠い目をしていた私に、

今日の青空は背中をさすってくれているようでした。


さて、語学について。

先月の釜山公演後ふと振り返ると、出演者の釜山の俳優Han氏のおかげさまで毎日のように

リアルな韓国語に触れて韓国語をごく身近に感じるようになり、

また、創作期間中、韓国語担当に任命されていたメンバーWの韓国語講座のおかげで、

うっすらながら韓国語が読める(意味が分かるわけではない)ようになりました。

一つの収穫です。


しかし、よくよく考えてみると、我々日本メンバーとHan氏との双方のコミュニケーションで

使用頻度が格段に高かったのは、やはり、英語です。

日韓の辞書なり、翻訳アプリなり、でのやりとりは日常でしたが、

それでも本当に伝わっているのか?という疑問不安が出てくると

必ずといっていいほど英語に頼らざるをえない状況でした。

それが悪いというわけではなく、単純に強いな英語、という・・


とはいえ、英語ができるかといえばそうでもない状況・・。

この夏は、たまたまカンパニーの某申請書類で、英語での資料作成の機会もあり、英語の勉強不足を強く感じていたところ、

実際にHan氏とのやりとりで英単語、英短文を使わないと伝わらないという状況に直面し、

語学ができる人の強みをあらためて感じました。


価値観や考え方を変えるのに他言語学習がいいという話も聞き、英語の再学習を考えています。

何より、海外に活動をアピールしようと思うと、資料でもなんでも英語が求められるという現状。

個人的な事情よりもそれが一番大きいです。


密かに、いつかこのblogも英語で更新してやろうと目論んでいます。

ちなみに過去に、韓国語でblog更新しようかなニュアンスの文章も書いた記憶があるので達成しなければなりません・・

目標がたくさんあって気が引き締まります。


— posted by mmst at 07:48 pm  

[M.M.S.T witter 1400]vol.6 ~アトリエでの創作~

福岡の梅雨あけが待たれる中、雨間に蝉たちが元気に鳴いていて、

本格的な夏の訪れを感じる今日この頃です。


福岡でのアトリエでは、普段のM.M.S.Tの稽古利用に加え、

先週は、HANARO Project vol.2 参加の釜山チームの皆さんが小道具作りや稽古で使ったり、

一人芝居フェスFUKに参加していたチームが稽古で使用したり、と創作に関わる様々な利用がありました。


アトリエでは、ジャンルを問わず様々なクリエーションがおこなわれる場として機能していくことを目標にしているため、

その目標に向けて進みはじめているな、と思える先週まででした。


利用については、ご相談いただければと思いますが、

普段の会議、ミーティング、ちょっと体動かしたいな~くらいの軽い感じでのお申し込みの場合は

笑顔でお断りする可能性が高いです。


創作とは何か、もっといえば、質のいいとか、クオリティの高いとか、価値があるだとかの

作品とは何かということを日々考えさせられます。

そして、表現者とは何か、についても。


それが社会に触れるということはどういうことか、というのは作品の直接の表現者だけでなく、

一緒に活動する人間にも考える責任があるだろうと思っています。

むしろ、表現者だけではどうしてもつなげることができない部分を

周囲のスタッフといわれる人たちがあの手この手でなんとかしようとするのが実際なんだろうと思います。


M.M.S.Tでは、来月いよいよMSPがスタートします。

まだ見ぬ参加者との出会いに胸がざわめき(良い意味)ます。

スタッフの山籠もりの準備も着々と進んでいます。


MSPは奈良県のアトリエでの短期創作、ということになるわけですが、

創作環境としては「集中」という点において特に優れています。

360度見渡す緑も、疲れた心も体も癒してくれます。


この空間で創作された作品、プログラム01とプログラム03については、

大阪市内でショーイングという形で公演をおこないます。


プログラム01は、8/10(月)

プログラム03は、8/30(日)-31(月)

に行ないます。


詳細は近日中に発表されますので、万が一ここまで読んだ方は、

この日程だけはスケジュールを空けておいてください。

— posted by mmst at 11:50 pm  

[M.M.S.T witter 1400]vol.4 ~MSPの過ごし方~

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MSP15舞台創作ワークショップLink まで、いよいよ1ヶ月をきりました。


先月、参加申し込みを締め切りましたが、プログラム03には若干名の空きがありますので

申し込みをうっかりし忘れてうな垂れている方は、ご連絡ください。(http://ws.mmst.net/msp15/Link Link )



さて、以前もMSPについては紹介しましたが、「で、実際のところ1週間近くも山に籠ってどんな生活をするの?」

と思われている人は少なからずいるだろうと思います。



1週間というと長いようですが、最終日にショーイングという形で、実際に劇場で、観客も動員して、上演するわけですので、

つまり約1週間で創作をしてしまう、ということです。


1週間なんてあっという間に過ぎてしまうほどのなかなかの強行スケジュールです。


しかし、アトリエに入ってしまえば、テレビもラジオもなく、ただひたすらに創作環境だけはある、という状態。

集中するしかありません。


講師をはじめ、参加者、スタッフとともに寝食を共にし、

時に和気藹々、時に喧々諤々と、過ごしながら、1週間の戦友になっていきます。


滞在中は、毎年、参加者の中でグループごとに分担して朝・昼・晩全て自炊もおこなってもらいます。

グループ分けや献立は主催側で決定しますが、毎年、グループによってカラーが出るある種のイベント事です。


グループ内にシェフ並の腕を持つ人がいるとオシャレなものが食卓に並んだりします。

逆に個性が強すぎるグループでは・・・


予定の献立から想像できない奇抜なお食事が並び皆を色んな意味で驚かせてくれます。

それもある意味楽しみの一つです。


お風呂も共同で人数によって時間を決めて順番に使います。

ザ・合宿という感じです。


スケジュールの進行具合や講師の創作方法によって、空き時間の過ごし方は変わって来ざるをえないところですが、

例年空き時間があれば台詞を覚えたり、参加者同士で自主稽古をしたりと、まさに24時間、創作的な空間が広がっています。


例年ショーイング会場は、アトリエを離れて、大阪や京都、奈良といった関西圏の都市部でおこなうため、

最終日は早朝から移動する場合がほとんどです。

参加者の人数によりますが、毎年仕込み班が先に車で移動し、他のメンバーはバス・電車を乗り継いで会場へ向かいます。


約1週間ぶりに日常の生活環境に触れ、コンビニや自販機に興奮する人が続出します。

人によっては携帯電波が繋がらない人もいるので(auはつながりません・・)1週間分のメールにドキドキする姿が見受けられます。



そして、何故か「下界」という言葉が共通語になっています。

自分を顧みても、それだけ、普段当たり前のように便利なものが身近にあふれているということですね。


さて、下界に戻った喜びを噛みしめているほどの余裕はなく、

会場に到着後は、仕込み、リハ、本番と最終日は怒涛のように過ぎていきます。


打ち上げ時には、講師も参加者もスタッフも1週間の疲れとともにぐったりしていますが、

参加者の晴々している顔を見ると、もうお別れか、と少ししんみりもします。



感想を聞くと、やっと解放される!!というものがほとんどですが・・(苦笑)


そんな天川村での1週間。

今年も夏がやってきます。

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— posted by mmst at 07:32 pm  

謹賀新年


新年、明けましておめでとうございます。

昨年中、お世話になった皆様、ありがとうございました。

本年も、着実に進んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。


2014年の年末に開催いたしました忘年会企画のダイジェスト版映像を公開しています。

ご協力くださった皆様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

2015年も変わらず開催予定ですので、お楽しみに。

▼M.M.S.T end-of-year party 2014

http://youtu.be/_4DY02yXdZ0Link Link

— posted by mmst at 07:13 pm  

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