第3回東アジア演劇キャンプが本日より始まりました。
M.M.S.Tでは2014年以降何かと釜山にご縁があり、年に一度は釜山に訪れる機会をいただいています。
2016年からは、釜山の演劇関係者が主体となり、「東アジア演劇キャンプ」というワークショッププログラムが始まり、
第1回目からM.M.S.T代表の百瀬が演出家として招聘していただいています。
第1回目は、台湾と日本からそれぞれ1名の演出家が招待され、台湾と日本2チームに分かれて、
それぞれ釜山の俳優数名とともにワークショップをおこなうというものでした。
第2回目は、台湾、日本に加え、韓国からも1名演出家が加わり、3チームに分かれて、
20分程度の小品を創作、最終日に発表もおこないました。
そして、今年は第3回目の東アジア演劇キャンプ。
今年は、5月4日〜5月24日の期間で開催されます。
今年も百瀬が演出家としてお声がけいただき、釜山の俳優らと創作をおこないます。
規模も少しずつ大きくなり、今回は20日ほど釜山で滞在創作、最後の3日間に公演をおこないます。
また滞在の最終日には東アジア演劇キャンプの成果や今後についての会議としてのセミナーもおこなわれます。
今後の展開については、昨年末から3カ国間で話し合いを進めているところです。
さて、本日より、各チームに分かれて早速ワークショップも始まりました。
キャンパスDという、ホール、展示室、稽古場などを兼ねた施設で、
韓国のタイヤなどのゴムを作っている会社が文化芸術支援のために建てた施設とのこと。
昨年オープンしたばかりのとても新しい施設です。
(昨年のキャンプの成果発表公演、セミナーは、この施設のこのこけら落としの事業でした。)
夕方に全体でのオリエンテーションもあり、キャンプ事務局スタッフから趣旨説明などを受けて、
本日の日本チームの稽古は終了しました。
明日も稽古です。