8月も中旬にさしかかりました。
8/22~から始まる舞台創作ワークショップ(通称M.S.P)も近づいてきました。
全国各地から参加する参加者の皆さんとは、
ワークショップ当日に、天川村のとあるバス停で初めてお会いします。
夏休みで天川村の観光客は増えるとはいえ、長距離バスさながらの天川村行き路線バスに乗る方はなかなか少なく、、
荷物の多さと雰囲気で参加者の方々を認識して声をかけております。
参加者にとっては、山奥です、くらいの情報しかないミステリーツアーのようなワークショップ、お楽しみに。
それはさておき、ワークショップショーイングの情報も随時アップしています。
今年は、M.S.Pが10周年を迎えるので、記念のシンポジウムとパーティーも予定しています。
ご観覧予定の方は、ぜひ観劇後の夜の予定も空けておいてください。
そして、もう一つの関連企画、「戯曲を読み解く演劇講座」のご紹介をします。
覗かれたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、twitterでは、
この「戯曲を読み解く演劇講座」について公式アカウントがあります。
地味ながら淡々とアップされている鈴木泉三郎の戯曲のあらすじ。
しかも手書き。
https://twitter.com/ReadPlays_MSP17 >
ウエノというスタッフが鈴木泉三郎の作品を読んでは、あらすじをまとめ、紙にしたため、アップしています。
そろそろ世間から完全に忘れさられているのではないかという他のスタッフの不安もよそに、
ウエノはいまだ淡々と上げ続けています。
鈴木泉三郎という人物のことを知っていた人も知らない人も、
鈴木泉三郎の戯曲を全て読んだという人はなかなかいないのではないでしょうか。
同情も含め気になった方はぜひのぞいてください。
この演劇講座の申し込みは昨夜一旦締め切りをしましたが、
まだ定員の空きがございますので継続して募集していく予定です。
この企画の魅力としては、「戯曲を読む」ことに焦点を当てて、
「演じる」「観る」だけではない、演劇との関わり方を学べるところです。
課題となる「谷底」「火あぶり」のあらすじを400字という制限の中でまとめ、
この戯曲のテーマは何かを考えて提出、講師である演劇研究者、正木喜勝さんにご意見をいただきながら、
参加者とともに戯曲を読み解いていこう、というものです。
さらには、講座終了後の頭がまだほやほやのうちに、
M.S.Pで創作された田辺剛さん演出、M.S.P参加者出演による「谷底」「火あぶり」のショーイングを観劇できます。
舞台として立ち上がったものを踏まえて自分たちが読み解いた作品についてさらに深めることができます。
戯曲を読み、あらすじとテーマを考える、という作業はありますが、
その作業以上の見返りはあるはずです。
ご参加お待ちしています。
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【講座概要】
MSP17創作作品の鈴木泉三郎『谷底』『火あぶり』を読んで、
それぞれの戯曲のテーマと400字のあらすじを事前に提出していただきます。
講師の評価が高いあらすじには特別賞を授与、講座当日に発表します。
受賞者には、賞状の授与、特典として参加費をキャッシュバックいたします。
情報は、twitter公式アカウントにて随時発信します。
>>> @ReadPlays_MSP17
【講 師】
正木 喜勝(演劇研究者)
1978年京都生まれ。博士(文学)。大阪大学、 宝塚北高校演劇科などで演劇研究・教育に従事したのち、
現在は学芸員として演劇史料の調査および研究にあたっている。
専門は演劇学、近代日本演劇史。共著に『劇的尖端 村山知義』、『交差する歌舞伎と新劇』など。
論文「豊中グラウンドの誕生とその意義」「草創期宝塚少女歌劇上演目録補遺」など、大正期関西文化の歴史研究にも取り組んでいる。
【日 程】
8月28日(月)17:00集合
※講座終了後、舞台創作ワークショップのショーイング作品を観劇します。
【会 場】
independent theatre 1st
(大阪市浪速区日本橋5丁目12-4)
【参加費】
2,000円(観劇チケット費含む)
【お申込み&課題提出締め切り】
8月25日(金)
【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
>>お申し込みフォーム
【問い合わせ先】
M.M.S.T OFFICE
8 1 4 - 0 0 1 3 福岡県福岡市早良区藤崎1 - 1 6 - 1 5
TEL&FAX:81(0)092ー836−7008(担当/古賀)
主催:M.M.S.T
企画・制作:合同会社periplocus